「お知らせだってよ」「楽屋裏の座談会って聞いたが?」 ~『T.T.S.』更新&制作秘話~

 現状最新話を更新しております、「小説家になろう」さん連載の『T.T.S.』更新いたしました。

 

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 難産でした。

 元々このお話は色々調べたり考えたりしなきゃならないんで、アクションシーン以外は基本的に水前寺清子の歌みたいに「一歩進んで二歩下がる」形式で書き進めて行くのですが、今回は特に……。

 具体的なビジョンは頭の中にあるんですが、どうもセット臭い風景で、何だか妙に芝居じみてる。

 これはいかんと何度か書き直してるんですが、しつこい匂い程落ち難いもので・・・・・・後日コッソリ書き換えて行く可能性大です。

 

・新キャラクター 平賀青洲

 名前の元ネタは、ご存知江戸の発明王、平賀源内先生と、世界初の麻酔手術を行った江戸時代の医療人、華岡青洲先生です。もうストレートに何か生み出しそうな人にしたかったので、名前からあやかりました。

 実はそれなりに分厚い設定のあるキャラクターなのですが、予想つく人はついてしまうでしょうね。

 源達T.T.S.を支えるI.T.C.所属の開発顧問で、立ち位置的には完全に『007』のQです。但し、僕の個人的趣向(落語とか大好き)により、ずいぶんとまあべらんめえな江戸っ子気質のQになってます。

 流石に職人気質の技術顧問ってアナログすぎかな?とも思ったんですが、大体どの作品でもプログラマーはオタクとして描かれているし、ぶっちゃけ昔の職人だって『その道のオタク』以外の何物でもないので、もういいやってんでそのままにしました。

 

 

 

 さて、そんなこんなで、

 まずT.T.S.の話すりゃいいじゃん!と我ながら今更な案が思い付いたので、今後はそういった話もバンバン殴り書きして行こうと思います。