「お知らせだってよ」「楽屋裏の座談会って聞いたが?」 ~『T.T.S.』更新&制作秘話~
現状最新話を更新しております、「小説家になろう」さん連載の『T.T.S.』更新いたしました。
難産でした。
元々このお話は色々調べたり考えたりしなきゃならないんで、アクションシーン以外は基本的に水前寺清子の歌みたいに「一歩進んで二歩下がる」形式で書き進めて行くのですが、今回は特に……。
具体的なビジョンは頭の中にあるんですが、どうもセット臭い風景で、何だか妙に芝居じみてる。
これはいかんと何度か書き直してるんですが、しつこい匂い程落ち難いもので・・・・・・後日コッソリ書き換えて行く可能性大です。
・新キャラクター 平賀青洲
名前の元ネタは、ご存知江戸の発明王、平賀源内先生と、世界初の麻酔手術を行った江戸時代の医療人、華岡青洲先生です。もうストレートに何か生み出しそうな人にしたかったので、名前からあやかりました。
実はそれなりに分厚い設定のあるキャラクターなのですが、予想つく人はついてしまうでしょうね。
源達T.T.S.を支えるI.T.C.所属の開発顧問で、立ち位置的には完全に『007』のQです。但し、僕の個人的趣向(落語とか大好き)により、ずいぶんとまあべらんめえな江戸っ子気質のQになってます。
流石に職人気質の技術顧問ってアナログすぎかな?とも思ったんですが、大体どの作品でもプログラマーはオタクとして描かれているし、ぶっちゃけ昔の職人だって『その道のオタク』以外の何物でもないので、もういいやってんでそのままにしました。
さて、そんなこんなで、
まずT.T.S.の話すりゃいいじゃん!と我ながら今更な案が思い付いたので、今後はそういった話もバンバン殴り書きして行こうと思います。
「こんにちはー」「お願いしまーす」《自己紹介&開設目的》
ごあいさつ
はじめまして、この度ブログを開設いたしました。
沖 鴉者 おき あもの
またの名を、
野茂 明雄 のも あきお
と申します。
何故名前が二つあるのかと言いますと、私2002年頃からweb上で小説や映像シナリオ等をちょくちょくのっけておりまして、
小説の時の著者名が沖 鴉者
シナリオの時の活動名が野茂 明雄
となっています。
ひらがなで文字に起こすとと分かり易いのですが、逆さ言葉です。
おきあもの⇔のもあきお
ほらね?
自己紹介
早速ですが、軽く来歴でも。
私は1987年、埼玉県坂戸市に生まれました。
坂戸市は10万人程の人口の小さなベッドタウンです。
埼玉県では比較的有名な川越市の近くなのですが、地場産業もなければ観光名所もない、本当に小さな町で、かつては千人同心街道の宿場町の一つに過ぎませんでした。
母親は自営業、父親は公務員と安定した経済状況の家庭でしたが、それ故に、子供の頃の両親の記憶は余りありません。
赤ん坊の頃の私は犬みたいに「人間大好き!」な子だったそうで、人が話している時はその人の顔をじっと見て、ハイハイを憶えてからは人を見つけては駆け寄って行ったそうです。
小学生の頃は、ほとんどの日を習い事で埋められ、テレビもゲームも禁止の家庭環境で育ちました。
学校では孤立を深め、友達と遊ぶといったこともして来ませんでした。
まあ今となっては些末なことですが、当時は理不尽に感じたものです。
中学は受験の末、中高一貫の私立の学校に進学。
言い訳ですが、この頃の進路に私の意志は全くありませんでした。
どうして先に言い訳したかと言うと、全く勉強しなかったんです。私。
実は、この頃から物語の創作を始めました。
私の関心は、そっちに移っていたんですね。
ただ、この頃の私は自己表現の方法を色々探ることに終始し、何一つ物語を完結させることは出来ませんでした。
高校はエスカレーターでそのまま進学。
この頃、友人と共にHPを作り、初めて自作品をインターネットに放ちました。
残念ながらHPは残っていませんが、アクセス数は全然なかった記憶があります(笑)
だらだらと中学高校時代を過ごしたツケもありましたが、何とか受験を乗り切り、大東文化大学に進学。
毎年緑の襷で駅伝に出て来るあの大学です。
ここでパラダイムシフトが起きました。
映画研究会と言う部活に入り、映像の世界に触れたんです。
学生の自主製作映画の世界は予算が全然ないだけに、創意工夫に満ちていました。
長ーい物干し棒を車の屋根に括り付けてそのへっちゃきにカメラを設置して運転席を撮ったりだとか、色々無茶をやったものです。
ここで脚本の書き方や映像に落とし込み易い構成の仕方などを模索出来ました。
だらだらと書いてきましたが、学生生活を通じて学んだのは、「私は日本企業の様な組織に属するのに向いていない」と言うことだけでした。
もちろん、少なからず学力は得ましたが、集団行動だのチームプレーだのにはてんで価値を見出せず。
それよりもむしろ、「個々のスタンドプレーの噛み合わせこそが至高の仕事を生むんだ」と、まあそんな事を考えていました。
そんな気質だからか、社会に出てからは会社勤めは続かず、3年待たずして映像制作会社の外部ディレクターやアプリゲームの外部シナリオライターになりました。
レギュレーションの都合上書けないんですが、お陰様でそれなりの数はお任せいただいております。
今では長らく住んだ埼玉県を離れ、嫁の地元の墨田区に住むにいたりました。
そんなこんなで、今日も今日とてパチパチとキーボードを打鍵しております。
個人的活動の一部をご紹介
今現在個人の活動としては、『T.T.S.』と言うSF小説を中心に執筆しております。
『小説家になろう』様 (Ep.No.0はこちら限定の公開です)
『taskey』様 (タイトル画像を公開しております)
また、Kindle版も売っておりますので、よろしければぜひご購入下さい。
安いんで!ぜひお願いします!
『Kindle』様
このブログで何を書いて行きたいか
このブログを開設したのには、いくつかの理由があります。
- シナリオ以外の文章も書いてみたいから
レポ記事と言うか、いわゆるライターの方みたいな内容っていうのを書いたことがないので、これを機に書いてみたいな、と考えています。下町レポでもグルメレポでもいいのでね。
- 下調べなどで得た知識を、皆さんに分かり易く解説することで、自分自身に定着させたいから
こちらは完全に自分の為ですね。人に教えるってのは反復学習の基本なんで、下らない雑学が多くなるでしょうが、お付き合いお願いします。
- 『T.T.S.』の限定ストーリーやブログオリジナルストーリー、作品背景解説を記してブランディングを図りたい。
究極はここが目標です。
私の頭の中身を全てぶちまけようと思います。
あー分からん。こんなもんでいいのだろうか?
初めてなもんでえらい時間かかりました。
これからよろしくお願いしますね。